人工衛星「Emma(エマ)」
私たちの人工衛星の愛称は「Emma(エマ)」です。
神社にお願いごとを書いて奉納する、『絵馬』から名付けました。
かつて神々は馬に乗った姿で現れるとされ、神の乗り物としての馬(神馬)を奉納したと記されています。
一方、馬を奉納できない者は次第に木や紙、土で作った馬の像で代用するようになり、奈良時代からは板に描いた馬の絵が使われるようになり、現在の絵馬になったとされています。
みんなの願い事の乗り物として、ロケットや人工衛星を使い、みんなの願いを宇宙に届けます。
人工衛星「Emma(エマ)」のミッション
①宇宙絵馬
夜空を見上げ流れ星に願い事をした経験はありませんか?
私たちはみんなの願い事を人工衛星にのせて宇宙にあげ、本当に空に届けたいと考えています。
宇宙に届けたい願い事はクラウドファンディングを通して募集させていただきます。
ぜひ、みんなの願いを「彼女」に託して、宇宙へ届けましょう。
②おみくじ
天文学は星占いとともに発展してきたように、宇宙と占いは深い関係にあります。
「Emma(エマ)」から受信したデータを利用し、神社でおみくじを引くように、コスモ女子アマチュア無線クラブのホームページからおみくじの結果を見ることができます。
アマチュア無線家の方はご自身でデータの受信にチャレンジすることも可能です。
③写真
「Emma(エマ)」が撮影した写真を地上に届けます。
写真の写り方によって運勢を占います。
打ち上げ情報
- 打ち上げ予定 :2024年
- ロケット名称 :未定
- 打ち上げ場所 :未定
- 軌道高度 :400km
- 軌道形状 :円軌道
- 軌道傾斜角 :51.6degree
衛星システム
衛星は地上局からコマンドを受け取り、内部に組み込まれたマイコンで情報を処理し、ミッションデータを送信します。電力は太陽電池で発電され、バッテリーに充電されます。通信にはダイポールアンテナが使われます。
衛星本体
衛星はキューブサットと呼ばれる100[mm]四方の立方体の形状で質量約1kg
人工衛星局コールサイン
- 衛星局:未定
地上局
地上局では TNC に Kantronix の KPC9612、通信機に iCOM の IC-9100M を使用しています。アンテナは通常の八木宇田アンテナを使用し建物の屋上に設置することで上空を通過する衛星への伝搬路障害物を避けています。
地上局コールサイン
- 地上局:未定
衛星通信
衛星は約90分ごとに地球を周回しており、地上からは上空を移動しているように見え、1日に数回地上局の上空を通過します。1日に3〜5回、衛星との通信運用が可能で、通常1回あたり5〜15分の通信が可能です。